恋文  ~WaterFall からAgileへの讃美歌~

 


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あきこさん(@akiko_pusu)画

 

僕、48歳、独身、とある会社の課長をやってます。名前はWater・Fall。

うちの課にいる”やばい子”が気になりだして数年。「やばい子」は、A・Girl (A・Gile).

そう、僕にとっては唯一無二の女の子。

年齢差があるので、想いを伝えるかどうかはまだわからない。この年になって恥ずかしいが、やはり怖いのだ。ダメだった場合の負い目を感じながら教育していくことはできないし、でもこの想いはどんどん成長していってしまっている。

今の自分の気持ちの整理として、ラブレターもどきを書いてみようと思う。

一度しかない人生、悔いのないように楽しみたい。

・・・あ。これも、彼女の受け売り・・・。

 

ラブレター

 

僕はあなたを尊敬している。そして、大好きだ。

僕にない素晴らしいものを多く持っている。

突然こんなことを言われて戸惑うかもしれない。

こう思うようになったいきさつ、素晴らしいと思うところについて、出来事を振り返りながら書かせてほしい。

からかいでもなく、誇大表現でもなく、これは僕の素直な気持ちなのだということをわかってほしい。

 

出会い

君が入社してきたのは5年前。

きれいな子だなとは思った。でも、それ以上でもそれ以下でもない。

僕は43歳で、課長になりたてだった。新人が入ってきたのも久しぶりで、ちょっと新鮮だった。

 

入って来て早々、君はいろいろと僕に食い掛ってきたね。すごい度胸だと思ったよ。

君の価値観は、君の生い立ちからきているということを知ったのは、飲み会で二人で話したときなので、この2年くらい後かな。それは、また別の機会に触れて書くことにしよう。

 

とにかく、衝撃的で刺激的だったよ。僕の気質が、すべて綿密に最初にきめて、それをゆるぎないものだと確信してから動くタイプだから。

 

あの時。社員旅行で飛行機に乗ろうとしたときの出来事。君のすばらしさを痛感した初めての出来事だ。

 

僕は課員分のチケットを1か月前から手配していた。

当日にチケットを受け取ると、それは行きの分ではなく、帰りの分のチケットだった。

綿密に計画し、社員旅行費もきっちり見積もってそれに見合う計画を立てていた。なのになぜ?どこでこんな間違いがあったのだ?僕の計画に失敗があるなんて・・・。最初からこんなイレギュラーなことがおこってしまった。

目の前が真っ暗だった。そんな状況の時に、君は、なんていったか覚えているかい?

 

「とりあえず、明日の便を確保してきました!いま羽田にいるし、今日はTDLでもみんなで行って楽しんじゃいましょう!近いし!」

 

「どうすればいいんだ・・・」

こんな気分でいっぱいだった心を、君の柔軟さが、太陽のような笑顔が溶かしてくれた。

僕に反抗するばかりだった君が、なぜ僕のために?と思い、質問をしたね。

「フォローありがとう。なんで動いてくれたんだい?僕のために・・・」

すると、君はまたまた僕の想像を超えた答えをくれた。

「WFさんのためじゃないです。社員旅行は、みんなのものでしょ?ダメなら楽しそうな次の施策を考える。時間がもったいない。みんながしらける時間が長いと、心も離れて行っちゃう。だったら、動ける人が動く当たり前じゃないですか?」

 

これを機に、君が気になりだしたんだよ。この子はただ若いだけじゃない、バカじゃない、ってね。あ、怒らないでくれよ。最初の君の印象が悪すぎただけなんだからね。

 

みんなを大事に、そして柔軟な心

 僕の課は、僕が課長になる前から静かだった。本当に、「静か」。この言葉がしっくりくる環境だった。

中計で中期的(5年程度)の仕事の戦略をたて、年計で次年度の計画を立てる。

その年計に従い、各人がしっかり計画を立てて自分の担当分をこつこつとこなす。

各人が専門性をもってとがった人たちなもんで、領域をおかすことなく仕事をこなしていた。

 君が2年目に入り、一年間の流れがわかったころのできごとだ。

 また、その流れをぶった切るような一言を君が言い放ったんだよ。

 

「仕事を縦割りにするんじゃなくて、もっとかかわりあいませんか?ちょっと、無駄がある気がしませんか?」

 

何を言っているのか最初は意味が分からなかった。

君が、ホワイトボードになにやら書き出した時には、びっくりしたよ。

一年間、みんなの仕事の内容をここまでしっかりみていたんだな、と。

新人という立場を利用して、皆にいろいろ質問をしていたのは、みんなの仕事を把握するためだったんだな、と。

 

やっている仕事の手順、内容を細分化し、重なっている部分を指摘した。

「ここが無駄です。scrumさん、XPさん、一緒にできることありますよね。毎日残業してもったいないです。声を掛け合って、一つずつ終わらせていきましょう~!細かい事務作業は、私が最後に文書化したりしますから!」

 

それから、「静かな課」という印象はなくなった。

会社が、「仕事場」ではなくなった。「学校」・・・?違うな。

「共生の場所」。そう。みんなで楽しく笑いながら仕事をする場所に変わった。

君がいると、いつも笑顔が満ち溢れる場になる。

 

本当に・・・。感謝しかない。

ありがとう。

 

これだけでも、君の魅力ははちきれんばかりに僕の心からあふれて止まらなくなる。

君と飲むようになって、君を知って・・・。

そこからのことはまた別の機会に振り返ることにするよ。

 

最後に、君が言ってくれたうれしい言葉で締めることにする。

「WFさん、あなたが今まで築き上げてきた地盤があるから、変化することができるんですよ。確固たる信頼と協調。この土台がなければ、柔軟性なんてくそくらえなんですよ!」

 

ありがとう。僕は僕のやり方がしっくりくるところでしっかり頑張れる。君がそう言ってくれたから。

 

また明日。会社で会おう。

 

 

アドホックな探索的テスト?

昔の経験を探索的テストで思い出した。

 

20年前に遡る。結構規模のでかいプロジェクトのテストチームに配属されていた。

 

新人のときにいたテストチームで、とある機能の結合テストを手伝っていたとき。

いつも、バグ多めのプログラムを描く方がいた。

その方の機能テストをした時、担当したテストケースの一部では、たまたまなのかほとんど出なかった。なんで出ないのかな?と思って聞いてみたら、通信する相手先が、かなり優秀な…最高のプログラムを描く人の機能だった。

想定して、色々なエラー処理を入れていたらしい。

苦手とする機能の実装を予想して、どんなデータが来ても対応できるようなコードを書いていたそうな。

すげえと思った。

 

でも、バグ多めの人の機能で出ないのはおかしい…前はこんな感じの操作をしたときに出たよな…と、規格書に、書かれていないことをやったら、ビンゴ。

すぐに機能担当者に報告した。

その周りの実装を再チェックしてもらった。

 

自分がテストの担当をする機能のコードを描いた人たちの癖は、なんとなく掴んでいた。どういうエラーを毎回出すか、どういう処理に弱いのか。

 

担当者ごとの弱点マップみたいなものを書いて、テスト依頼される前に配ったりしていた。

 

当時のプロジェクトでは、テストチームが関わるのはシステムテストから。たまに工程が押してきたときは、ヘルプで結合テストから入ったりもした。

なので、弱点マップを渡すタイミングには悩んだりした。自分たちが関わるときに渡すとすごく嫌な顔をされるけど、単体テストをやっているときに渡すとニコニコしてくれる。これってなんだろう?っと。

 

20年経って思い返すと。

この弱点マップって、テスト観点だったり、探索的テストのチャータなのかもしれないな、と。

 

新人の私は、境界値分析とか同値分割とか、テスト技法と言われるものは何も知らないおバカさんだった。

V字とか、フロントローディングとか多分なかった時代かなあ。

 

という意味を考えると、アドホックな探索的テストをやっていたのかなーと思う。

根拠はないけど(=アドホック)、この人はここでよくバグを出す(=チャータもどき?)から、叩いてみよう(=探索的?)、というもの。

 

こういうテストをする人、多分いるんじゃないかなーとも思う。

技法を知らなくても感覚で捉えた内容は、結構間違っていない。

その感ってやつの根拠・仮説を証明して、きちんと分類できるようになるためにテスト技法をそこから勉強した気がする。

こんなきっかけも、あるかな、と思った振り返りでした。

 

とりとめもない内容を読んでくださってありがとうでした!

 

 

子供の成長の片鱗

娘がたくましくなっている。親バカエントリですが、お暇な方はお付き合いください…(^_^;)

 

 

家では甘えん坊。

注意するとすぐに泣く。

弟と喧嘩するとすぐに泣く。

 

通っている学童のスタッフさんたちに聞いた出来事。ふたつ。

 

娘と友人が喧嘩した。

いつも仲が良くて一緒の二人。

原因は、友人にあった模様。

喧嘩して5分経過…

友人「…ふん。」

娘「…ごめんね。」

友人「いいよー!」

娘から謝ったらしい。

スタッフさん、なぜ先に謝ったのかを聞いたそうな。

娘「学童での時間もあんまりないし、楽しい方がいいでしょ。喧嘩していても楽しくない。先に謝ったほうが得だし!」

そんな考え方を出来るようになったんだなあ、としみじみ。

 

 

ラスト出来事。

娘と、友達二人が勉強タイムのときに席につこうとしたときのこと。

友人二人が喧嘩していて、娘の隣を争っていたらしい。

そこで、娘の一言。

「仲直りするまで座らせない!」

友人たちは仲直りするタイミングを逸していただけのようで、速攻お互いに謝って爆笑しだしたとのこと。

また、スタッフさんが娘になんでそんなことを言ったのか聞いたところ。

「3人って面倒くさいことが多いから、これが一番でしょ。楽しいのが一番好き!」

と、のたまったらしい。

言葉の背景にはいろんなことが入っているのかもしれない。

私には推し量ることしかできない。

 

家では見せない姿を聞くことができて感謝。

ちゃんと見ていてくださっているスタッフさんがいることに感謝。

 

子供はやっぱり親だけが育てているわけではない。

それを実感した一コマでした。

 

ありがとうございます。

 

 

 

娘からのdis

昨夜。

娘は、一昨日内緒でしでかしてしまったことを謝ってきた。言わなければわからなかったことを、ちゃんと正直に。そして、最後にはオチをつける働きをしてくれました(^_^;)

その会話、一部始終をご覧ください…(T_T)

 

 

一昨日。

娘が、赤鉛筆がなくなったというので、買っておいで、と一人でイトーヨーカドーへ行かせた。

 

次の日。

学童から帰ってきた娘が。突然泣きながら台所に居る私に向かって告げてきた。

 

「ごめんなさい、お母さん…私、余計な…無駄なものを買ってしまった…お金無駄にしちゃった…(T_T) 黙っていてごめんなさい…(T_T)」

 

意味がわからず何も把握できないので、一つづつゆっくり聞いていくことにした。

母「ええと、いつの話?」

娘「昨日、赤鉛筆買いに行ったときのこと。。」

母「無駄なものって何?」

娘「これーー。。」(動物が型どられた消しゴムが沢山入った瓶を見せてきた)

母「ええと、それは、どこからお金を出したの?」

娘「お小遣い。」

母「なんで、無駄だと思ったの?」

娘「消しゴムたくさん持っているのに、可愛いから、つい買ってしまったの。」

 

複数の問題がここに入り混じっている。

・無駄なものを買ってしまった

・お小遣いで買った

・黙っていた

それぞれの点で、話してみた。

 

母「まず、無駄なものを買ってしまったこと。これは、見たときには可愛い!って思ったんだよね?だから買ったんだよね。そしたら、次からは、一度家に帰って同じものがないかチェックしてから買うようにしたら?そうすれば、本当にほしいものかどうかわかるかもしれない。」

娘「うん!」

 

母「次に、黙っていたこと。今日一日、昨日から苦しかったでしょ。言う日にちが伸びると、更にもっと苦しくなるよ。今日言えて良かったね。ちゃんと言ってくれてありがとうね。

今日朝から学校で、辛かったでしょ。これからは、すぐにいいなね。自分も楽だし、お母さんもそのほうが嬉しいよ。」

娘「うん。」

 

母「最後に…使ったお金のこと。お小遣いで買ったんだよね?それなら、謝る必要もないし、無駄なものを買っても自分の責任だから、報告しなくてもいいんだよ。」

娘「え?」

母「あなたが自由に使えるように、お手伝いをするたびに渡しているお金でしょ。あなたが働いて稼いだお金だよ。何に使ってもいい。無駄だと感じたら、次からはやめればいい。」

娘「うん、そうする。。」

母「おかあさんたちも、自分の働いたお金は自由に使ってるよ。無駄なときもあるけどね。」

 

娘「飲み会に使ったお金とか?」

母「…?!…それは…ヒツヨウケイヒトイウモノデ…」

娘「何?!聞こえない!」

母「」

 

最後に娘からのdisをいただき、オチがつきましたようです…

 

小学生まだ低学年の娘。

でも。そろそろ年齢二桁が見えてきて。

怖いです。。。

 

「クソッタレ!」 ~あなたの職場のイやな奴を読み終えて~ 後編

尊敬する方から紹介された本、後編。

前編は、こんな内容でした。

 

okandayo.hatenablog.com

 

後編。ドラッガーからみたクソッタレ、またクソッタレをうまく活用した事例についてのご紹介をしていこうと思います。と前編でも言及させていただいた通り、ここを中心に書いていきます。

いや、もう本当にクソッタレは・・・・このやろー。

私たち人間は、”思い込み”と”言葉”という二つのレンズを通して世界を見ている。

他人に対してどのような態度をとるかは、この二つのレンジによって決まってくる部分が大きい。 

 

組織の色に染まらず、やばいとおもったらすぐ逃げる!それでも・・・・・。

 

ささいな言葉の違いがひとを変えてしまう

囚人のジレンマ」という実験を例にして、ここでは書いてありました。

思い込みがどれだけ人に影響を与えるか、を説明するために事例が挙げられていました。

 プレーヤーはお互いに協力し合うことでともに勝利を分け合うこともできるし、競争しあって一人勝ちすることもできる。

 「生活共同体だ」「家族だ」となれば、支えあい、補い合い、幸せな方向へ行こうとする。

もしかすると、大きな枠でとらえると、引用の前者は社会主義、後者は資本主義の考えのような・・・。

一つの国を家族とみなすか、発展するためには?に主眼を置くか。

 

ここで言いたいのは、そんなささいな言葉一つでやる気もそがれてしまうということ。

やる気・能力のある人たちを利己的で不正直で陰険に変えてしまう、と書かれていました。

 

ドラッガーの言葉

「協調性に目が向くフレーム」が紹介されていました。ウイン・ウイン・ゲームを目指して、だれにとっても満足のいく結果に導くことを最優先して考えること。

わたし、か、わたしたち、か

利己的か、そうでないかを見抜く一番大きい違いは、自分たちのチーム内で話すときによく出る会話の中で、その人が一人称を「私」というか、「私たち」というか、ということだと書かれています。

見回してみましょう。

上司。どうですか?どっちで語っていますか?

私の上司は幸いにも、「おれら」「わたしたち」という言葉を必ず使っています。

自分たちのことだけでなく、周りのことはどう呼んでいますか?

「彼ら」「あそこの人たち」?あまりにも敵視しているのがにじみ出ている言葉ですね。一つの組織の中であれば、「we」で話しましょう、とあります。

これは意識して気を付けて使っていきたいと思いました。

 

そうあるには、本にも書かれていましたが、

「他人の目で自分を見てみよう。」

クソッタレにならない秘訣だそうです。

以前、こんなエントリを偶然にも書いていました。

 

okandayo.hatenablog.com

 第三者の目で自分を見たり、組織を見たり。利己的にならないように、常に初心にかえり、ふりかえる。

これは心がけないと忘れてしまいがちですね・・・。

 

会議の例

自分の欠点をオープンにしたり、自由な意見を言い合える「心理的安全性」を確保しよう、そう書かれていました。

誰かが、「私は、よくミーティングをこじらせるような発言をするが、もうやめようと思う。」という発言をしたとします。

この発言一つで、その彼が同じような発言をしそうになったら止めることができるし、ほかの人がやりそうになっても止めることができる。

 

生産性の上がらない会議。めっちゃくちゃ、おおいですよね。

クソッタレが、自分の意見を出したいがために道筋・本質と関係ないことを話し出して横道にそれて終了~。

いみねーじゃん!!!

そんな時は、自分を盾にして、

「よく外れた話をしちゃうんですけど、そうなったらとめてくださぁ~い!」

ということで、意識が変わるかもしれない。

毎回は通じないですが、時間がない中で論点をはっきりさせて議論すべき時には使い分けるのも手かもしれませんね!

 

イやな奴だらけの職場をサバイバルするには

会社はなかなか辞められない。では、どうすればいいか。

何個か紹介しましょう。

  • フレーミング
  • 無関心を心がけ、感情を遮断してみる
  • 小さな勝利を重ねてみる
  • 安らぎを得られる場所を見つけよう

これらを実践するには、自分を鍛える必要があるかもしれません。

自分の心を。そのあたりは、「嫌われる勇気」を読むと参考になると思います!

 

リベンジリスト

こうタイトルに書いてしまうと、ちょっと怖いかもしれませんが・・・

これも、大事なサバイバル術です。

クソッタレに標準を当て、しっかり観察をする。しかるべき時を選び、一か八かしかけるという意思が自分にあるかどうかを確認しておく。

この勇気がないのであれば、リベンジはしないほうがいいでしょう。

しっぺ返しが来ます。

なにかを行動することによって、「小さな勝利」を得ることができるかもしれません。

 

あまりにもひどいクソッタレにはどうしたらいいか。

 あなたのまわりの虐げられた同僚と団結して対抗すれば、クソッタレも態度を変えるかもしれないし、うまくすれば永遠に職場から去ってくれるかもしれない

 ちょっと、ぞっとすることが書かれていましたが。。。

この言葉を思い出すような話を聞いたことがあります。現実に、起こるんですよね。

でも、そうしないと組織はおかしくなってしまう。

杭は熱いうちに打て!

 

クソッタレ成功者たちの教訓

うらやましいことに、クソッタレでも成功することもあるんですね。

その最たる例が、スティーヴ・ジョブズだ、と書いてありました。

どういうところが成功者なのか?

  • 言葉はひどいが、部下から驚くほどのやる気と創造性を引き出す
  • 性格の悪輪を帳消しにするほどの才能がある
  • 攻撃やいじめを戦略的に使う
  • 効果的に威嚇する
  • 恐怖を鞭に、飴も使う
  • やる気のない人間を動かす

 

だれでもができうることではありません。特に、2番目。

クソッタレであるかもしれない。でもそれを優位に使うことができるのは、ほかで認められるほどのものを持っている時だ、と書かれていました。

よって、「うぬぼれは厳禁」とも・・・^^;

 

総じて

クソッタレはかなりな数、いらっしゃると思います。

自分もそうなることがかなりあります。特に子供たちを注意するとき。

感情的になってしまうこともあります。

でも、そうならないように、「わたしたち」というようにしたり、常に第三者の目で見ることができるようにしたり、はじめにクソッタレにならないように、

「自分はこの場をこうしたい!」と宣言し、皆で協力したりする試みをしたりしています。

例は、こちら^^;

 

okandayo.hatenablog.com

 

毎日できるわけではありません。

でも、振り返ることができたときに少しずつチャレンジすることで、クソッタレ率・・

クソッタレ項目のカバレッジも減っていくかもしれません!

 

そう思うと、自分も悪くないな。そうおもいますね!

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

Naite#19 数学を学ぼう ~数学の知識を利用したソフトウエアテスト~ 番外編

こんにちは!あさこです。

1か月くらい前に開催した勉強会、「Naite#19 数学を学ぼう ~数学の知識を利用したソフトウエアテスト~」の際に説明しきれなかった部分についての解説を少しブログでしていこうと思います。

番外編、です。

勉強会の中で使用した資料は、こちらです。

 

www.slideshare.net

 

 

この中では、「探針テスト」という日立グループが製品試験の中で採用しているテストの内容に触れて、数式の理解をしていきました。

この勉強会では、探針テストには二項分布の概念が使われていますよ、というところで終わりにしました。

しかし、区間推定の式にしっかり持っていくには、

中心極限定理

大数の法則

という定理も使用しなければいけません。

その部分について少し解説します。

 

この概念を利用して、勉強会で使用した資料のP33の式を導きます。

 

さらに、

大数の法則を利用して、

 

 

この区間推定の式が成り立つのは、

「サンプリングしたテストケースが十分に大きいとき」ということになります。

実際の探針テストがどうなっているかはわかりませんが、20~30%をテストすると参考資料には書いてありました。

その値が「十分に大きい値だ」という仮説に対する検証がちゃんとされたうえで実施されているのでしょう。

 

数式を導いくうえでは、このような条件のもとにやっているのだろうなぁと想像できます。

 

逆に言えば、この定義が成り立たない場合には、この区間推定の式も

「使ってはいけない」ということになると思います。

 

ちゃんと、数式の成り立つ条件を踏まえたうえで利用されることが大事です、ということをお伝えして終わりたいと思います。

 

使用方法と分量をお間違えなきよう♪

 

 

「クソッタレ!」 ~あなたの職場のイやな奴を読み終えて~ 前編

尊敬する方から紹介された本。

いやー、興味深かったです。

いろいろと海外の事例や、鉄則が載っていました。

その中でも、とても興味を引いた部分をご紹介していきたいと思います。

詳細は、どうぞ、本を手に取って読んでみてください。

明日からあなたも「クソッタレ」という言葉が頭から離れなくなりますよ・・・

 

「クソッタレ!」 

「卑劣で底意地の悪い人間に出くわしたとき、私は心の中で、

「ゲッ、こいつは底抜けのクソッタレだな!」と叫ぶ。

「あなたの職場のイやな奴」はこう始まる。

 

いやいやいや・・・

どきっ!ずきっ!

そう思いながら、「はじめに」を読んでいるだけでひきつけられていく。

「本書を読めば、いけ好かない奴らから受けるダメージを最小限に抑えるヒントが、きっと見つかるはずである。

 
クソッタレの二つの基準

基準1 クソッタレと目されている人間と会話を交わした後で、”標的”となった人間が憂鬱になったり、屈辱を感じたり、やる気を失ったりするか?

特に重要なのは、標的となった人間が卑屈な気分になるかどうか、だ。

 

基準2 クソッタレと目されている人間が悪意を向ける対象が、自分より力の弱いものであるか?

 

シャレになりませんね、この基準を読んでいると・・・

いじめっ子というより、人間として明らかにおかs(ry

こんな人間のいる場所にいたら、そりゃ、鬱にもなります。仕事も嫌いになります。

何もする気が起きなくなり、やがてそのクソッタレは、人間クラッシャーになっていくのです。

 

私はこう叫びたい。

「死にさらせ!!!!」

 

前半では、こういう人間がいる場合は、とにかく会社に入社させないようなルールを作れ!と言われています。

 

クソッタレ撲滅ルールを導入するには

グーグルの会社事例が紹介されています。

「クソッタレにならない」契約書を交わすそうです。

まぁ、でも契約書を交わしたからといっても、人間は時間がたち、その組織にどっぷりつかっているうちにかわっていく。

それが人間の摂理ってもんです。。。さみしい。

けれども、そこを、なんとしてでも契約書を守ってもらう。

そうならない文化を作っていくことが大事、と書かれていました。

当たり前ですけどね・・・。

 

クソッタレなクライアントには?

社員を守る施策を敷いている会社もあるそうな。

明らかに横柄な、文句をいうことで人生を謳歌しているような顧客。

そんなやつらから身を守るには、会社の方針として掲げていないと排除できない。

本当にそうだよなぁ、と思います。

しかし、ここでの事例は、サービスを不特定多数に提供する会社の事例のみ。

 

ソフトウエア業界ではどうでしょうか・・・

苦労する営業・・客先に入ることになる技術者・・・

派遣の身だと、どう防いでいけばいいか。

クソッタレが、プロパーにいたら。

ちょー、上から目線の顧客の要求を聞いて、仕様を確定していくには・・・・・

 

偉くなると人は変わる

会社の役員や管理職は、高い給料を得ているだけではなく、待遇もよく、周囲からは絶えずお世辞を言われる。

 あー、確かにそういうひともいるかなぁ・・・。

クソッタレな顧客と同じ対応をしてくるやつ。

他人の発言や意向を無視し、目下の人間の批判には耳を貸さず、無礼なふるまいを重ね、その場の状況や周囲の人間を

”自分の望みをかなえるための手段”

とみなすようになる。

 いやですね~、こういうやつら。

 

・・・でも・・・・自分がそう思われていないとも限らない・・・・(TT

 

あなたの中にもクソッタレはいる

 

人は周囲に影響され、時にはイライラし、クソッタレに変化してしまうこともある。

予防策1 ダ・ヴィンチ・ルール

クソッタレの巣窟だとわかったら、たとえどんなに魅力的な待遇や条件であったとしても、その仕事に就くべきではない。

「最初に抵抗するほうが、あとから抵抗するよりも楽」である。

鬼になる前に・・・においをかぎ取ったら、初めに抵抗しとけ。

ほんま、そうですね。

へらへらして自分を偽りながら居場所を見つけようとした挙句、クソッタレだらけの環境に身をうずめ、人への対応がおかしいということにも気が付かなくなってしまう・・・。

これこそが、クソッタレの巣窟の一番の原因なのでしょう。

そんなところは、早く出てしまえ!

 

とはいえ、そんな権限もない・・・そんな時は・・・。

 

予防策2 逃げろ、無理なら近づくな! 

「現在の職場をやめることができない。もしくはやめるつもりがない場合には、最悪のクソッタレと接触する機会を最小限にとどめるために最善を尽くす」という戦術である。

 これしかないでしょう。

私がこの本を紹介されたときに、この予防策について一番興味を持ちました。

戦術とはいえ、どう手を回すか。政治的に立ち回るか。

 

具体事例については・・・

お会いした時に飲みながらお話ししましょう。

後編は、ドラッガーからみたクソッタレ、またクソッタレをうまく活用した事例についてのご紹介をしていこうと思います。

 

それでは、それまで皆さん、クソッタレになりませんように・・・・。

 ふふふ・・・・。