redmine.tokyoでパネルのモデレータをやってみたぜ

この記事は、Redmine Advent Calendar 2021の21日目 記事です。

adventar.org

きっかけ

11/27(土)、オンラインでredminie.tokyo 第21回勉強会が行われました。

その中で、初の試みとして女性redminer(?)によるパネルディスカッションをやってみました。redmine.tokyoのスタッフもパシリとして務めさせていただいているので、提案する機会もいただき、そのままモデレータをやることに....

その時の所感と、少し内容のまとめにも触れていきたいと思います。

 

モデレータをやって

モデレータとは?

討論会や座談会などでは進行役を務めるのが「モデレーター」です。進行役または司会者とも呼ばれます。

モデレーターの役目は、座談会などの開幕から終わりの辞までを取り仕切ります。話題を提議したり、出席者の中から発言者を指名することもあれば、出席者に質問をするなどして、話題に沿った進行をします。

つまり、出しゃばらない、意見を言わない、あくまで影武者...そんなイメージを持ちました。なので、進行し、意見を少しまとめる、くらいなのかなと思い、その立ち位置でやってみました。

 

やってみたら...

あーらびっくり。あたりまえですが、脳みそフル回転。

事前に1回、流れや内容について打ち合わせをしたのですが、それでもやっぱり、当日は想定とは違っていることが多々。

司会、パネラーに話を振る、ここまではいい。話してくれた内容のキーワードを( ..)φメモメモ、お題に合わせて構成、内容を立体的に(二次元の内容じゃなかった)まとめる。

1時間の枠をいただきましたが、ホント疲れた....

 

パネルディスカッション

お題と目線
  • Redmineのすきなところ、いまいちなところ
  • Redmine利用のハードル
  • 伴走者
  • 人を大事にする
  • 柔軟性

これだけ見れば、だいたい流れもわかる方も多いと思います。

 

パネラーの皆さんの目線が、「redmineユーザ」「redmine管理者」「redmineインフラ管理」「オールラウンダー」と、多彩。そして、redmineを中心にあらゆるロールがそろいました。お題に対しての切り口がみんな違うので、立体的にまとめやすかったです。

 

お題を選んだ理由

 

自由度が非常に高いRedmine。上級者は自分たちのプロセスにテーラリングしやすく、初心者にはツライ。いろんな要望・クレームと向き合うredmine管理者。

10人いれば10人それぞれ好き嫌いには背景があり、理由は様々。そんななかでも割とフィッティングしやすく強者たちも好んで使う事例が後を絶たないのは、自由度の高い優れたツールだからなんじゃないかなぁといつも思っています。

そのツールへの向き合い方、付き合い方へのヒントに少しでもなればいいなぁと思い、こんなお題にしてみました。

 

・様々な好き嫌いを乗り越え利用するときのハードルをどう乗り越えたのか?どう改善したのか?

 →Redmine利用のハードル

・改善するにも、最初はわからないし、一人じゃ寂しいし、多い方が良い案も浮かぶ。一緒にやってくれる上級者がいるとありがたいし、その組織に根付きやすくなる。

 →伴走者

・伴走というからには、独りよがりはダメ。オレオレRedmineは、スケールアウトしない。なので、皆を知り、お互いに理解し理解され、ペース配分をしていく必要がある。自分だけではなく、相手を大事にできるスタンス(立ち位置・距離)が必要。

 →人を大事にする

・人と人が触れ合うときには、衝突が起きることが多い。傷つくだけではなく、そのあとにどう向き合うか、自分たちのクッションになるものはなにか?を知ることが大事。

 →柔軟性

 

まとめ

 

何度も書いてきましたが、自由度の高いRedmine。だからこそ、面白い。

いろんなものが蓄積されて振り返りにも使えるし、再利用もできる。

すべて丸裸になる。

Redmineは、ツールへの向き合い方・対峙する人のスタンスが見える。

使う人の鏡のようなものだなぁと日頃思いながら利用しています。

結局、性別や年齢なんて関係なく、好奇心・想像力・行動力の3次元ベクトルが大きい人はツールを楽しみ周りに根付かせ興味を持ってもらうことに長けている人なのではないでしょうか。

 

長々と書いてしまいましたが・・・お付き合いありがとうございました!