かなり久しぶりに見返したくなった映画。
そろそろ、娘にも見せられるかな。
本当にすっばらしい映画だと思う。
多くの人に見てほしい!
見た当時に書いた感想をそのまま掲載。
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勝手に自己評価・・・90/100.
「クロにないネジ、シロがみんなもってる!」
非常に、おもしろかった。大好きなネタの映画だった。
5年くらい前にみた映画、「ヘドウイグ・アンド・アングリーインチ」とにた映画。こちらはアニメ、向こうは洋画。
Looking for missing half.
自分の相棒を探す旅でもありましたが、本当の自分を探す旅。
すごく好きです、こういう設定。
どちらが欠けてもなりたたない。
鍵を必ずどちらかがもっており、二人でひとつの完全体となる。
途中、ばらばらに行動しなければならなくなったときの両者の崩壊ぶりが映像で非常にリアルに描かれていた。
壊れている過程。
寸前にたてなおそうとするが、闇に奪われていく自我。
一緒になったとき、涙で我を取り戻す。
ひとつにやっと戻る一瞬。
「僕を探して」という、アメリカの本を、昔よんで、いたく感動しました。
絵本なんですが、奥が深すぎる絵本なんです。
一部がかけたパックマンのような生き物が、かけている部分を探しにいくという、簡単なストーリーですが`...
人によって、その「かけている部分」の認識が違うはずです。
読んで、知らないうちに、涙があふれてきました。
シロとクロの関係は、この「僕を探して」の、かけらと本体のような関係だったんだなぁ、と思います。
「もちも~ち、こちら、地球星、シロ隊員。応答ちぇよ~」
この内容...もし、自分に子供ができたら。
その子供たちは果たして分かるのだろうか・・・
おそらく、押井監督や、大友監督の作品が好きな人が、この映画を見るととてもうれしく思うのではないかと思います。
そういう人に、オススメ。
何年かたって、大切な人を見つけ、実感したとき。
もう一度みてみたい。
長文、お付き合いしてくださった方ありがとうございました!