オンライン千思万考 ~きになることを徒然に~

こんばんは。あさこです。

オンラインでいろいろなことを実施することが増えました。

本当に、いろいろ。

そんな中で、このスタイルが根付きだす前と根付きだしたかな?という段階での気づきがちょっとあるので、個人的に残しておこうと思いました。

気になるところのみ、ピックアップ!

当たり前のことだけど、残しておきたいなぁと思いまして。。

 

 

全体のマインドマップ

思いついたことを気の向くままにまとめたものです(汗)。

f:id:okandayo:20200522113956p:plain

 

他者との共存

f:id:okandayo:20200522114608p:plain

学校の先生と会話する機会がかなり増えて、そこで気が付いたこと。

姉妹兄弟がいる場合の家庭内の居場所

遊ぶ時なら、共同になることは大歓迎だが、授業をオンラインで実施する場合、学年も教科も異なるとすると、同じ部屋では実施できない

今後、新型コロナウイルスの第2・3波の際にはオンライン授業環境をどう整えていくか、が家庭内での大きな課題かもしれない。

物理的に無理な場合は、運用でカバーなんだけれども、どうするか。

防音にする箱みたいなものの中に入ってやるのか?(段ボールみたいなの?)

一人優先させて、ほかの子はしゃべらないで授業を受けさせるのか?

学年で時間差を設けて実施してもらうのか?

いろいろな課題がある中で、うまくすみ分けできていくといいなぁ。

 

オフラインとオンラインの違い

5感

f:id:okandayo:20200522114706p:plain

この間、ガンダム三昧というラジオイベントがあって。

友人たちと、zoomでつないでワイワイと聴きたいねぇ、とチャレンジした。

ご推測の通り、無理

聴覚を同時に扱う装置を使うことはできない。話している最中はラジオの内容(会話)が飛ぶ。音楽が流れているときは、集中する必要がないので会話できるが・・・

でも、ワイワイしたかったのはそこじゃない。

ということもあり、5感?というキーワードが最近は自分の中にある。

 

ライブ、落語、美術館や水族館などがオンライン配信をはじめたのも、この5感のうちでネットを介しても共有できる感覚(視覚、聴覚)を扱っているところが訴求ポイントになっているから。

・・・と、自分では理解している。

 

オンラインとオフラインでの違いと訴求ポイント

5感に如何に響かせられるか、がオフラインでの良さ。

(オフでもオンでも味わえるものは除いています)

条件付きかもしれないけれど、オンラインとオフラインが共存できる状況になった時に、優先度を考えて切り分けできるようになっていると便利だな、と。

今できる備えはそんなところかなと思いました。

 

上でも述べましたが、違う点は、もちろんこれだけじゃないんだけど、「嗅覚・味覚・触覚」への訴求なのかな、と。

オンラインはどこからでもアクセスできることがメリット。

オフラインで何かを実施するのは、「その場にいる価値」を提供することじゃないのかな、と。

そこに、上記の「嗅覚・味覚・触覚」に訴求するには?

イベントだと、土地柄の食べ物、空気、ふれあい・・・そんなところなのでしょうか。

偶然?こんな会話をしたので、メモ。

 

その他

オンラインイベントをやる際の気づき事項

 

 

以上!読んでくれた方がいるとしたら・・・ありがとうございます!

こんなのもあるよ!ってアドバイスTwitterあてにいただけると嬉しいです。

zoomの仮想背景を使った遊びについても記事にしたいな。

結構面白いことできているしw

 

BacklogWorld オンラインに参加してみた

こんにちは!あさこです。

昨日、こちらのオンラインを視聴しましたので、感想?を少し。

jbug.connpass.com

 

 

JBUGは、初めての参加でした。

わたしは、タスク管理ツールといえばRedmineが好きで、あの自由度の高さに惚れ惚れしています。そこは、今でも変わりません。

 

きっかけ

Redmineが好きな仲間(Redmineエバンジェリスト会)と、月に1度川崎で公共施設を借りてディスカッション(愚痴&共感&抽象化、時には詳細化)をしています。

もう2年活動を続けてきています。

インプットとしては、redmine.tokyo や LycheeRedmineユーザ会などで具体的な事例(成功、失敗)を拝聴しています。

アウトプットも、そこそこ・・・。

活動の過去まとめ(2018まで)は、以下で個人的に振り返っています。

 

okandayo.hatenablog.com

 

ディスカッションで、Redmineエバンジェリスト会それぞれのメンバーの実体験、これってこういうことだよね、という抽象化を通して、ある程度パターン化できたのかな、というところまで来ました。(個人的感想かもしれない)

パターン化するのが自分の目的ではなくて。

あるあるパターン化から、どういう解決策があって、臨機応変に対処できるか。

解決策、対応策を数多く知恵として持っているということは、これからどうなるかという予見の幅を広げられると考えています。

 

そして、娘が小6にして、タスク管理ツール(trello)を使いこなしているという事実から、いろいろなツールをRedmineくらい使い倒して知っていくのもいいなぁ、と思いました。

抽象化すると、「目的」に帰着するので、得られるものは同じかもしれないのですが、圧倒的に具体的な事例情報が足りない。

困りごとにたいしての対応策は具体的なものであり、抽象化するだけでは何の役にも立たないと思ったからです。

 

参加して

ゴール達成のためには「ツール」「プロジェクトマネジメント」という二つの「ツール」をどう操るとよいのか?

を様々な観点から語られていました。

途中、子供が邪魔してきたりで聞けなかったものもありますが、感想を自分のツイートから拾ってみました。

 

リモートワークでプロジェクトマネジメントを上手く行うための技術

 

プロジェクトマネジメントをはじめる前に大切なこと

 

大都会岡山の両方備えたシステム会社で始まった、ストレスフリーなプロセス快善

 

プロジェクトリスク&クライシスマネジメント

 

初内製開発プロジェクトにおける初マネジメントのお話

  

まとめ

参加できてよかったです。非常に楽しかった。

きっかけでも書きましたが、

パターン化するのが自分の目的ではなくて。

そこから、どんな施策を皆様がしているのか。しかも、ワクワクを忘れず、人を大切にしている。「目的」「人」「技術」「モチベーション」この4つが各事例で、考え抜かれて試されている。人間ってすごい(小並感)。

 

解決策、対応策を数多く知恵として持っているということは、これからどうなるかという予見の幅を広げられると考えています。

これは、まさに、BacklogWorldで佐藤先生が語られていたなかにもあったので、間違ってなかったなぁと安堵もしました。

 

オフラインのミートアップは、個人的事情でなかなか参加できないのですが、オンラインになると、「ながら」視聴もできるし、子供も一緒に見ることができる。

自分が欲しい情報を取りに行くことができる。

この数か月ですごい状況に変遷してきたな、これが当たり前になっていくんだな、と感じたBacklogWorldでした。

 

そして、スタッフの皆様のスムーズなオンライン運営に脱帽です。

オフラインでの勉強会はいろいろと経験してきましたが、オンラインスキルはほぼゼロ。とても参考になりましたし、裏での苦労、工夫などもしりたいなぁ、と思いました。

 

さいごに

素晴らしい

Backlog World 2020 re:Union

でした。本当にありがとうございました!

 

アジャイルを音楽で理解する

こんばんは、あさこです。

エモい話になってしまい、ポエムです...が、今感じていることをちょっと整理したくてまとめてみました。

違う事象を当てはめて共通項を見つけるのが趣味なんです...(違)

 

 

きっかけ

 ここ数年、「共創」「ハーモニー」「オーケストラ」という言葉がマイブームで。

究極のチームビルディング、顧客にとっての価値追求、その他が説明ついてしまう考えだなぁ、と。
オーケストラは、パートそれぞれのスペシャリストで構成されていて、リードや指揮などとりまとめ?の役もいる。
その役は、曲の持つ性質、どんな雰囲気で、どういう顧客を対象にしているか、というところで変わってくる。指揮者の名前でその演奏を聴きに来る顧客もいる...

いろいろ発想を広げていると、これはPO(プロダクトオーナー)やSM(スクラムマスター)と同じじゃん!と考えました。

音楽。リズム、音価、パターン...いろいろな角度から切り取ってみても、オーケストラとアジャイルラクティス?の共通点は多い気がします。

音楽は「音による時間の表現」とも言われています。空間を表現する一つの手段なので、共通点があるのは当然なのかもしれません。


音価とアジリティ

速さと粒度

突然ですが。ピアノの練習楽譜です。

初めは四分音符、最後は十六分音符になります。

この、四分音符 と 十六分音符の違い。

どう表現しますか?


f:id:okandayo:20170408110215j:plain


早くなる?

細かくなる?

 

違いを表現する対象者が、何に軸をおいているか、で変わってくるとは思いますが・・・。

四分音符は1小節内を当分した音価が4つ。

十六分音符は1小節内を当分した音価が16こ。

これを考えると、「早くなる」も、「細かくなる」も正解。

 

価値

音の長さを、音価と言います。実際に響いている長さではなく、その音が支配している長さのことを指しています。概念的ですね。

1小節という時間の中で、心地よい音価を表現する。

「心地よさ」というメトリクスは、ユーザが何を求めているかで変わってくる。

パンク、ジャズ、...音価は当然変わります。

なんてかんがえていると、こんなイメージがわいてきます。

  • ユーザストーリーは聴きたいと思う対象の本質
  • POは弾き手かプロデューサー
  • アジリティは、表現する音楽の幅の広さを時代に合わせられる適応速度

時代によって、はやりの音楽も幅広くなってきています。これも、音楽のアジリティ?が高くなってきている ということなのでしょうか...。

 

リズムとセレモニー

リズム

三拍子四拍子...これが変わる曲って、あまりないですよね。

ここが変わらない前提で、耳や脳はその曲の「前提(曲が流れている間の当たり前条件)」を捉え、心はなびいていきます。

リズムが変わると、追従するまでにコストがかかります。変更しなければいけない。

こんなことからも考えられることですが、スプリント内で行われるセレモニーは、リズムを作る一つの要素。そんなわけで、セレモニー実施のタイミングを固定すると回りやすいのは、想像できます。

1スプリントというリズムを計算する。長さは変えない。こうすることで、スループットも上がっていくのかな、なんて思います。

 

 セレモニー

「セレモニーを必ずやること」

セレモニーを同じタイミングで実施することで、リズムが作られます。

リズムを作り、型を作る。

これによって、カイゼンが回りやすくなる。
しかし、どうしても、作業に追われて中止や延期になってしまうことが多い。
リズムキープの人が最初は必要です。「当たり前」になるまで、実施する。
この人がずっと実施するような「支配型」でいると、いなくなってしまうと形骸化してしまうし、いつまでたっても「自分ごと」として認識するようにならない。

 リズムキープの人、すなわち、指揮者になるのでしょうか。

指揮者に権限のあるブラスバンド...みたくないですね。。

 

メロディとスプリント

AメロBメロ繰り返し。歌詞カードをめくっていくと(表現が古い)、こんな表現を見おることがあります。

これって、何かふっと連想しませんか?

スプリント内で繰り返すタスク、ふりかえり。

メロディが大きく変わるときっていうのは、きっとスプリントが変わるとき...

異なるユーザストーリーが展開されるのかなぁ、なんて想像してしまいます。

   

あるべき姿、まとめ

オーケストレーションと専門性、心理的安全。

練習を繰り返し、個人でも繰り返す。それがプロ。

質を良いものにするというゴールのために、違うところは違うと言える関係性。

誰が強くてもいけない。

あるべき姿・求める姿は同じで、その条件が成り立つとき、最高のハーモニーを奏でることができるんですね。

 

で?という内容ですが、自分の理解を示しただけのエモい形で終了。

 お目汚し失礼しました!!

(後日少しアップデートするかなぁ...)

ソフトウェアテストは測定行為か?(徒然なるままに妄想中)

こんばんは!あさこです。

ちょっと真面目な(?)エントリーを書いてみようと思い立ち...

仕事上でも、プライベートでも興味があって悩んでいる部分なので、残しておこうと思います。まだ、構想段階なので、結論は出ていません。

もやもやが残る内容です。自分の思考の前提を残した段階のものになります。

(続きは、また進捗あり次第書いていこう...)

 

 

導入

問題提起

品質メトリクス(不具合数)を予測する予測モデルをいろいろ検討していて、以前JaSSTTokyo2017では、ゴンペルツ曲線を骨組みに利用した予測モデルの発表を行いました。(ソフトウエア開発における誤り検出率を予測するモデルを対象とした発表です)

 

しかし、やはり、限界がありました。

 

最小二乗法を用いているため、中間ゴールで設定している部分に関しては、過去実績の数値を使用しているとは言え、logからの変換で予測モデルの数式を算出するため、実測との誤差が大きいのです。

誤差とはいいますが、ノイズではない。おそらく、この部分が信頼度成長曲線と呼ばれるモデルを利用した品質管理(?)の限界の一部になっているのではないかなぁ、と感覚で思っています。

であるならば。

実測値と感覚的に合うモデルを考えてみればいいじゃない!

 

考えていること

シミュレーションを行うときに、数学モデルとして、カルマンフィルタを使うことがあります。

カルマンフィルタは、 ガイダンス作成手法一つで、あらかじめ求めておいた予測式の係数直近の観測値用いて修正量を最適補正する方法

とあります。参考、以下のページ。

www.weblio.jp

 

品質メトリクスの「測定」を行って、ノイズを除去し、真値を推定する。

 

状態方程式とパラメータさえ定まれば、同じ理論が使えるのでは?と思って、試してみようと思い立ちました。

状態方程式内で、何をどう定義するか。そこは、また次回のエントリ内で触れていきたいと思います。(今時点での考えを書いた論文出てから...汗)

 

 測定とは

まず、「測定」という行為の定義です。

ここが一番定義に悩んでいます。

一応、考えてはいるのですが、本当にそれであっているのか。

まだ、しっかりとした自信があるわけではなく、あくまでも仮説を設定して、数学モデルを導出しています。

以下のサイトでは、このように記載してありました。

製造物の寸法を一定の基準(単位)に基づいて数値で表すことを意味します。端的に言えば、寸法の測定は測定したい対象物を基準物と比べることです。基準物となる測定機器は、測定の目的や方法、精度に応じて多種多様なものがそろっています。寸法を正しく測定することによって、製造物が求められる仕様(許容値)に当てはまっているかどうかを「検査」することが可能となります。つまり、測定を極めることは、より良い物づくりの基本にほかなりません。

 

www.keyence.co.jp

この定義は、「タグチメソッド」で使われる「システム」「ノイズ」などの考えからも逸脱していないので、これをもとに少し考えていこうと思います。

 

ソフトウェアテストは測定行為か

品質と測定

上記の測定の定義の中には、以下のように書いてありますね。

一定の基準(単位)に基づいて数値で表すこと。寸法の測定は測定したい対象物を基準物と比べること

 基準がありということは、測定方法が定まっており、基準物という「あるべき姿」と比較ができる状態にある、ということかなと思います。

ソフトウエアテストにおける基準、あるべき姿。

そして、測定するときに使用する「測定器」。これらは、何が該当するのでしょうか。

 

基準

測定という行為をテストやレビューとする場合。測定で得られる数値は品質メトリクスなので、基準は、得ようとしている対象物の測定後のメトリクスということでしょうか。

あるべき姿

あるべき姿と照らし合わせて測定をする。あるべき姿というのは、期待される結果、仕様ということになるかと思います。

 

測定器

測定をする「手段」なので、テストケースが該当するのでは?と考えています。

テストやレビューは、何のために行うのか?

「欠陥を摘出するため」と考えました。

欠陥を摘出する手段。その出力は、当然欠陥の件数も該当します。

とすると、このカルマンフィルタ内で考える「測定器」の部分に採用することができます。そうすると、ノイズとはなんだろう?ということにも言及する必要があります。

 

次回予告

もやもやしてきましたよね。読んでも、想像つかないですよね。

自分でも、まだ先があるなぁと思いながら、今の段階での自分の考えを残しておくつもりでかいているので、まとまりがなくて申し訳ないです。

悩みをまとめただけなので、次に書く機会があるときには、全体像を図と数式使って残したいなと思います。

その時には、以下にも触れていくつもりです。

  • 誤差論
  • ゴミ(ノイズ)をどうやって取り除くか

 

読んでくださった方がいたとしたら...感謝です。ありがとうございます!

もう、すでにこんなことは定義されているし、議論されていることなのかもしれません。まだ、自分が文献に出会えていないだけなのかもしれない。

なので、もしこんなのがあるよ~などの情報をお持ちの方がいましたら、ぜひ教えていただけるとうれしいです。

そんな状態ですが、興味のある方、ぜひディスカッションしてみませんか?

いないかな...^^;

 

品質愛の生まれた日 ~変化量を捉える~

わんばんこ!あさこです。

ソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2019 12/17担当分です。

qiita.com

日付を超えていないので、セーフということで...orz

 

f:id:okandayo:20191217225450j:plain

 

はじめに

 小ネタは毎年かいていて、メトリクス祭りを個人的にしているのですが、ふと思い出した内容がありまして、それを書きたいと思います。

というのも、部長と、自分が人生で出会うプロジェクト規模とプロジェクト数は人生だよねという話をしていました。

ただこなすだけより、仕事としての振り返りのほかに、変化量的な振り返りを定期的(数年に一度)にするとよいよね、と話をしたことがありました。

自分は恵まれているのか、どでかいプロジェクトに2回もかかわらせてもらっている。しかも、最初から。ロールは違えど、双方とも全体を見渡せる立ち位置。

ということで、一つ目のでかいプロジェクトでの日々を思い出しながら、今との変化量を書いていきたいなぁと思います。

 

一つ目・・・テストチームとして配属された(新人~3年目まで)

二つ目・・・PMO・SEPG・情シスロールを受け持たせてもらった

ソフトウェアテストアドカレなので、一つ目のほうを振り返っていきたいと思います。

 

配属1年目

まかされたこと

基本設計書。7センチパイプファイル7冊、どーん!!

女性リーダ「これ、よんでおいて。で、覚えて。総合テストとシステムテストの手順書書くことになるから。データも考えておいてね」

私「・・・・・???」

さぁ、配属されて最初からこれだ。放置プレイ。ひゃっはー!

今思うと、すげぇ...!私にはできねぇ...!という感想しか生まれない。

新人研修でも、テストのことは何も学んでいない(覚えてないだけかな汗)。

知識全くなし(皆無)。大学時代は、数学専攻。さぁ、まいった!!!

 

意味を考える

 「人は、困ると目的を振り替える生き物である」(出典:あさこ...?)

まず、最初にやったこと。「システムテストって何?総合テストって何?」

何かどこかに、流れとか規則的なものがあるのかな?と、女性リーダに聞く。当時は、そんなものはなかった...(今はすごいものがありますよ!!)。

ないならば、どうする?

決めちゃえばいいだけのこと。

先輩といろいろ話して、

「何をテストするの?何のために?」

ということを、プロジェクトにかかわっている人**人に聴きまわり、着手できる状態までもっていったのである...。

 

ということで、大いに困り、プロジェクト全体で初心にもどったのである。

 

 新人としての立ち回り

正直、パイプファイルなんてr読んでいられません。眠くなるだけ。時間の無駄。と、当時の自分は考えていた。今も変わらない。

新人という立場は非常に役に立つ。しかも、20代の女子。使える。

ということで、ききまわっても、おぢさんたちは嫌な顔をほぼせず、いろいろと教えてくれました。すこしずつ、全体を理解。その中で、自分がテスト規格を書く場所・機能はどんなところなのか。その機能は、ほかとどういうつながりをしているのか。

全体から詳細に落として、詳細から全体を眺めるという思考プロセスが好きなんだ、というのがこの作業で理解できました。

 

 仕事のやり方、自分がやった流れをトレースすると、今考えるとかなりあざとかったなぁ、と。まぁ、若気の至り...ですね...汗

 

テストと品質と愛

 『システムっておもしろいなぁ。帰納法みたいな感じでテストするんだねぇ。』

これが、一番最初に感じたテストの概念。

何を証明したいのか。何を求めたいのか。そこには解はなく、ただ可能性を示すだけ。

今考えると、バグがないことは証明できない、ということだったのかな、と。

大好きな数学的に理解ができて、さらに不具合数、不具合を再発するときのケースはこんな感じ、それはどんな確率で起きるか...全部数学やん!!

テスト愛...今思うと、品質に対しての曲がった愛情を持った瞬間だったのかもしれない。

 

 

まとめと変化量測定

知識がついて、経験も伴い、信頼を得ると行動も変わる。

でも、何もない状態の時は、自分はどうするんだろう?

一言でいうと、体育会系・数学系。

 

........今とかわらねぇじゃねぇか。

成長してませんでした!!!

 

完!!(涙)

ExcelとRedmine(オチのない果てしない物語)

こんばんにゃ!あさこです。

この記事は、Redmineアドベントカレンダー2019の12/16の記事になります。

adventar.org

f:id:okandayo:20191216092050j:image

 

はじめに

 

みなさん、技術的な話を書いてらっしゃるのですが、ここで初心に戻って!

レベル1 ...レベル0のお話を書いていきたいと思います。

そう、そんなこともあったよねぇ...と、遠い昔の話を思い浮かべて、いろいろアドバイスくださると...うれしいです。でも、あくまでもフィクション、どこかの小説の中に出てくる、よくあるチーム(ふたり)の物語です。

ここで書きたいことは、チームでの仕事をうまくいかせるには、やっぱり、三つの施策が必要、ということ。なんの三つか?想像しながら読んでいただけると楽しめると思います。

 

とあるチームのものがたり ~暗黒の日々~

2018年6月某日

Redmineをこよなく愛し、一緒にチケット駆動を推進し、Redmineプラグイン、なにいれようかなぁ~、Wikiは何を書く?どういう構成にする?わくわく!

そんなRedmine大好き同盟が解散された。

代わりにやってきたひとは、こんな方。

Excelをこよなく愛し、一人でシートとセル、マクロを駆使し、Excelのシート名、なににしようかなぁ~、履歴は一番最初に書く!これでいくから!わくわく!と自己完結。

 

仕事のやり方が違う。仕事の中心にあるものが違う。

不安しかねぇ。

 

そして、スタートした。

 

2018年9月某日

Excel相棒さんと3か月。体に異変を感じた。悲鳴が来た。血を吐いた。胃に穴が開いた。

そこまでのいきさつは述べない。一言いうならば、相棒さんの癖はつかんだ。ひととなりもわかった。心とは裏腹に、体は正直。むりしていたんだ。

そんなことをあざ笑うかのように、共有フォルダ内のExcelの数は増え、構成管理されているという名目の「***-コピー(**).xlsx」がこっちをみている。

(注:コピーの数はこの時点で20をこえている)

 

 

とあるチームのものがたり ~木漏れ日の中で~

2019年2月某日

Redmineってなんですか?」

興味を示してくれた!!

書き方、チケットの斬り方、ノウハウを毎日1時間マンツーでやっていく。

そして、カンバンができあがり、チケットの粒度も合意が取れるようになった。

9月から約半年。

Excelを受けいれつつも、自分のタスクはRedmineへ振っていた。自分だけで。

説明するときには、Redmineを見せながら、説明。

功を奏したのか、やっと...!!

 

2019年6月某日

チケットが更新されるようになった。

毎週、月曜の朝、1時間Redmineと付き合う。1日、休んだ日も、次の日にはやったことがメール通知されている。ただし、チケットの中に書いてあるのではない。

記録は、Excel。そのExcelが添付されました!という更新通知だ。

それでもいい。少しずつ。もう1年たってるけど。焦らない...

 

2019年11月某日

チケット更新通知の内容が変わった。Excelで更新は相変わらずなのだが、差分をテキストで打ってくれるようになった。

活動タブを見ると、自分の相棒さんのアイコンが並ぶ。これを見たかったんだよね...。

ありがとう、Redmine。ありがとう、相棒さん。一つの区切りだよ。

1年半。まだ、ここからだ!!

 

とあるチームのものがたり ~冬の到来~

2019年12月某日

10日間で1日しか、出社できない期間があった。

出社して、みたものは。そこにあったものは。

 

いや、なにもないのだ。

 

何も更新通知が来ていない。

 

活動タブ。

当然、アイコンは自分だけ。前に更新した時のまま。

 

椅子から崩れ落ちた。

涙の前に、出た言葉。

「くだらねぇ仕事の仕方してんじゃねぇよ!!」

 

共有フォルダのExcelの数。コピー(**).xlsxの数は。60をこえていた...。

 

 

ふりかえり

少しずつ、と1年半。がんばった。少し成長がみられて自律へ移行する。

本来の自律の裏にはサーヴァント!...でも、事情などがあり、継続できないと。怠惰という名の暗闇が立ち込め、あっという間に「楽な世界」へ引き込まれる。

 

1年半で学んだこと。成長がゆっくりな人もいる。わかってる。

必要なのは、

・覚悟(腹をくくる)、くじけない心

・継続するための仕組み(自分のプロセスを見直す。ToBeを高く設定しない)

・自他分離

この3つを毎日ふりかえること。

 

次のステップへ ~天気の子めざして~

...どんなに我慢しても、愚痴を言っても変わらない。

なら、転職すれば?異動願いを強く出せば?と言われる。

 

でも、そうじゃない。ちがうちがう、そうじゃなぁい!

期限は決めた。そのタイムリミットまで、カウントダウンをする。

もう少し、ためしてみよう。そう、実験なのだ。

 

自分の活動限界を見極め、考える。人間は考える生き物である。

実験のツールとして、もっとRedmineとたわむれてみよう。

 

Excelで一緒にやればいいじゃん!...そう、そうかもしれない。

でも、私は見てみたいのだ。

一緒に、笑いながら、カンバンを更新し、相棒がチケットを初めて笑顔で切るときの姿を...。

 

オチのない果てしない物語。

ここから先の話は、また、次回。

読んでくださってありがとうございました。

JaSST Hokkaido 2019 参加録

2019/8/30(金)。天気にも恵まれ、快晴。

北海道札幌市にて、JaSST Hokkaido 2019が開催されました。

jasst.jp

昨年は、胆振地震で延期し代替開催となりましたが、今回は何ごともなく開催。本当に良かった。

 

謝辞

今回、基調講演を池田さんがやってくださるご縁で、同じコミュニティ(NaITE)で活動させていただいている角田くんと自分も、ワークショップでTAをさせていただけることになりました。

開催側に回る機会を得ることができるなんてなかなかない。いつも素敵な会を参加者へ提供してくださっている恩返し、いつかできたらいいなぁと思っていました。

機会をくださった実行委員の皆様と、ご縁をくださった池田さんに感謝です。

ワークショップは、また別の記事にして、書いていきたいです。(準備の時から本会まで...。普段触れられない内容かなぁ、と思って…裏方は書かない方が良いかなぁ?)

 

目次

 

おーぷにんぐせっしょん

安定の、クロージングセッション間違いからはじまり、こんなマインドマップはいやだ!大喜利(?)。あみだくじと迷路には思わす笑ってしまいましたw。

前日にセッションのスライドを作り上げた?と、前実行委員長(上田さん)から現実行委員長(中岫さん)がネタバレされるほどのアットホームさ。これが、JaSST Hokkaidoの持ち味というか、よさだなぁ、と思います。

あったかくてい心地が良い。それていて、講演内容すべてに感じるところ、気づきが多く、持ち帰ることができる内容の幅の広いこと。

身体全身でアンテナを張りまくって一つ一つを堪能すること。これ、必須ですね!

なにせ、試される大地での開催なのですから、すべてを使っていくべきなのかもしれませんね(?)。

 

 

基調講演:「テスト設計技法、その前に
~フェイスアップ、次にビルドアップ、その先にマインドアップ~」(
池田 暁さん)

池田さんの講演。めちゃめちゃ、内容の濃い講演でした。もう、これ以上のカバレッジを取れる講演はないんじゃないか?というくらい。

講演資料を見返すだけで、知識体系自分の中で確立させるためにいろんな書籍読む必要も出てくるし、歴史を紐解く場所も出てくる。

どんだけ〜⁉︎

 マインドマップは、一つのツールに過ぎないので、それをとりまく「技法」「プロセス」「スキル」についての言及もあった。3つで構成されるソフトウエアテスト。

一つがかけてもだめ、向上させていくことが大事。Faceup,Buildup,Mindup!

スキルを上げるには、コミュニティなどを利用しましょうと語られていた。

特に、テスコンは利用しない手はない!!

個人でスキルを上げていくには、社外もそうだけれども、社内でも必要ですよね、と。

個人的にも思うことですが、「お金をもらっている」と考えると、その費用対効果は?自分には何が求められているの?と考えると、社内で経験を積むだけでは絶対にスキルが足りないはず。なので、講演の中で語られていた、”管理職は勉強する時間を確保する義務がある”(こんな内容だった気がする...汗)という内容には首が外れるほどうなづきました。

認めてくれたのであれば、その価値に見合う内容をアピール、アウトプットしていけばよい。その環境を作るのは自分だけではなくて、関係者全員だよなぁ、と。

で、何か障害・弊害となるのは「工数」という制約だったり。

制約の中でパフォーマンスを上げるためにも、顧客と一緒におかしな契約を結ばないようにもしなくてはということも語られていたような気がする。

※昨年のJaSST Hokkaido 2018 招待講演が、契約に触れられている素晴らしい内容でした。なので、おまけにリンクをはっておきます。参考になります。

そういう意味で、丸っとカバレッジ高い、素晴らしい講演でした。

池田さん、ありがとうございました!!

 

www.slideshare.net

 

招待講演:「家具職人のつくり方 ~箸からツリーハウスまで~」原 弘治さん (当麻町地域おこし協力隊/家具職人 /北海道認定木育マイスター)

 ぐっと惹き込まれた招待講演でした。

旭川当麻町林業の歴史から、家具を作るときの話、職人や木育マイスター育成の教育の話。幅広いようで、すべての関連がいったり来たりしながら脱線せず、一駅ずつ確実に進む、思考に優しい講演のリズム、内容でした。匠だ…。

森・林業・家具、と、ITとは関係なさそう?に見えて、「ものづくり」という観点では考えるところは同じ。

講演をしてくださった原さんの視点...視座が高いところにあるからこそ、プロとは?産業とは?という観点で、共通するところが多く見出せる内容だったな、と思います。

本当に素晴らしい講演でした。(途中、涙ちょちょ切れなが拝聴していました(笑))

 

個人的に心に残っているところ

家具職人のつくりかた ふたつのいみ

・家具をデザインし制作する
・家具職人を育成する

教育の制度は民だけでは難しく、国の力が必要。旭川は、工芸センターなり、教育施設や後継者育成に力を注いでいる。
技能と技術
・技術は人の外にあるもの。
・技能は人の中にあるもの。
それぞれ、得意分野・特性が違う。
経験と教育
幼少期の環境が自然に囲まれていた。必然的に興味をもった。
「いいものをみなさい」と、先生に言われた。
自分なりの「いいもの」と判断する基準ができてくる。いいものをみると、自分なりのデザイン、核などができてくる。
いろいろな話を交互に入れて、影響を受けた環境を絞り込んでいっているけど、すごく広い。すごく魅力のある方でした。

「物を作っているわけじゃない。家具を作っている」

 

※かわかみ、かわしも、などの話も、後日ゆっくり書きたい。ほかの第一次産業との話も含めて、自分の理解整理のためにも…。 

 

 くろーじんぐせっしょん

参加者

道内と道外の参加者比率も、おもしろいことになっていました。

道外からの参加者も多いというのも、ファンが多い証拠でしょうか。

様々な場所から集まることで、場所による違いが見えて、交流することでフュージョンにつながるといいなぁと思います。

 

来年の開催

来年は、7/3(金)の開催とのこと(妄想?)!!

オリンピックの開催時期を考慮して、少し早めたとのこと。しかし、とてもいい時期だと思います。(7月頭は、北海道の気候の中で個人的に一番好き)

もう10か月しかないですね。あっという間に来年も開催されそう。楽しみにしています!!

 

最後に。本当に、本当に、実行委員の皆様、いつもありがとうございます!!感謝!!

 

おまけ

つぶやきまとめ

togetter.com

 JaSST Hokkaido 2018 Report

www.jasst.jp

www.aster.or.jp