品質愛の生まれた日 ~変化量を捉える~

わんばんこ!あさこです。

ソフトウェアテストの小ネタ Advent Calendar 2019 12/17担当分です。

qiita.com

日付を超えていないので、セーフということで...orz

 

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はじめに

 小ネタは毎年かいていて、メトリクス祭りを個人的にしているのですが、ふと思い出した内容がありまして、それを書きたいと思います。

というのも、部長と、自分が人生で出会うプロジェクト規模とプロジェクト数は人生だよねという話をしていました。

ただこなすだけより、仕事としての振り返りのほかに、変化量的な振り返りを定期的(数年に一度)にするとよいよね、と話をしたことがありました。

自分は恵まれているのか、どでかいプロジェクトに2回もかかわらせてもらっている。しかも、最初から。ロールは違えど、双方とも全体を見渡せる立ち位置。

ということで、一つ目のでかいプロジェクトでの日々を思い出しながら、今との変化量を書いていきたいなぁと思います。

 

一つ目・・・テストチームとして配属された(新人~3年目まで)

二つ目・・・PMO・SEPG・情シスロールを受け持たせてもらった

ソフトウェアテストアドカレなので、一つ目のほうを振り返っていきたいと思います。

 

配属1年目

まかされたこと

基本設計書。7センチパイプファイル7冊、どーん!!

女性リーダ「これ、よんでおいて。で、覚えて。総合テストとシステムテストの手順書書くことになるから。データも考えておいてね」

私「・・・・・???」

さぁ、配属されて最初からこれだ。放置プレイ。ひゃっはー!

今思うと、すげぇ...!私にはできねぇ...!という感想しか生まれない。

新人研修でも、テストのことは何も学んでいない(覚えてないだけかな汗)。

知識全くなし(皆無)。大学時代は、数学専攻。さぁ、まいった!!!

 

意味を考える

 「人は、困ると目的を振り替える生き物である」(出典:あさこ...?)

まず、最初にやったこと。「システムテストって何?総合テストって何?」

何かどこかに、流れとか規則的なものがあるのかな?と、女性リーダに聞く。当時は、そんなものはなかった...(今はすごいものがありますよ!!)。

ないならば、どうする?

決めちゃえばいいだけのこと。

先輩といろいろ話して、

「何をテストするの?何のために?」

ということを、プロジェクトにかかわっている人**人に聴きまわり、着手できる状態までもっていったのである...。

 

ということで、大いに困り、プロジェクト全体で初心にもどったのである。

 

 新人としての立ち回り

正直、パイプファイルなんてr読んでいられません。眠くなるだけ。時間の無駄。と、当時の自分は考えていた。今も変わらない。

新人という立場は非常に役に立つ。しかも、20代の女子。使える。

ということで、ききまわっても、おぢさんたちは嫌な顔をほぼせず、いろいろと教えてくれました。すこしずつ、全体を理解。その中で、自分がテスト規格を書く場所・機能はどんなところなのか。その機能は、ほかとどういうつながりをしているのか。

全体から詳細に落として、詳細から全体を眺めるという思考プロセスが好きなんだ、というのがこの作業で理解できました。

 

 仕事のやり方、自分がやった流れをトレースすると、今考えるとかなりあざとかったなぁ、と。まぁ、若気の至り...ですね...汗

 

テストと品質と愛

 『システムっておもしろいなぁ。帰納法みたいな感じでテストするんだねぇ。』

これが、一番最初に感じたテストの概念。

何を証明したいのか。何を求めたいのか。そこには解はなく、ただ可能性を示すだけ。

今考えると、バグがないことは証明できない、ということだったのかな、と。

大好きな数学的に理解ができて、さらに不具合数、不具合を再発するときのケースはこんな感じ、それはどんな確率で起きるか...全部数学やん!!

テスト愛...今思うと、品質に対しての曲がった愛情を持った瞬間だったのかもしれない。

 

 

まとめと変化量測定

知識がついて、経験も伴い、信頼を得ると行動も変わる。

でも、何もない状態の時は、自分はどうするんだろう?

一言でいうと、体育会系・数学系。

 

........今とかわらねぇじゃねぇか。

成長してませんでした!!!

 

完!!(涙)