10/21-22で、三浦海岸にて開かれたSaPID Bootcamp。
そちらに参加してきました!
天気も良くて、マグロもおいしくて。
控えめに言って最高の二日間でした。
ハロウィンが近かったので、謎な生き物がたくさん展示してあった会場:マホロバ。
突っ込みどころ満載で、またそこがこの合宿での楽しさの一つかな★
第一弾レポートとして、参加して得たこと・期待していたこと・SaPIDについて思うこと(SaPIDへの想い編)、第二弾レポートとして問題構造図作成編を書きたいと思います。
今回は、第一弾!
SaPIDってなに?
ソフトウェアプロセス改善手法。
フレームワークといってもいいと思う。
参加しようと思った動機
期待していたこと
振り返りのプロセスに課題を感じていた。
仕事ではいつも振り返り議事録を見たり、振り返りに参加していて悶々としていた。
振り返り結果の問題と思うところが多くて。。
その問題構造図がきれいになったりするかなぁ~というところに期待していた。
課題と思っていたことの一部ですが、こんな感じ。ここを問題構造化してみました。
- Tが浅い。できなかったことを裏返しているだけ。なぜその施策を実施したのかを追い切れていない。
- KPTを使っているという認識をもって振り返りをやっているかどうか不明
- 振り返りに使う時間もばらばら。
- そもそも?ファシリテータは、自分がファシリテータだと思っているのだろうか・・・?
- 振り返りは何のためにやっているのかを理解している人はどれだけいるのだろうか?
そこで、bootcampの力を借りてみた。
参加した結果
何を得られたのか?
- 求めていた問題構造図...想定と違う答えがやっているうちに出てきたのは驚きました。ファシリテータさんが、「**ってなんでしょう?本当に困っているのはそこですか?」という促し?をしてくれて、そこからあれよあれよという間にどんどん出てきました。1枚じゃ収まりきらず、床で実施する【ブロッコリーチャレンジ】も達成(?)することができました。
- 講師の方から問題構造図を作成するときのポイントとして、上部に「管理」真ん中に「メインストリーム」下に「仕組み」を意識して配置すると線が雑多にならずやりやすいかもね、というアドバイスをもらいました。
- 今回、自分が選択した「問題」は、簡単にいうと「ツールの使い方」。ツールにまつわることといえば、使うための仕組み(プロセス)、人、技術...3つの条件が必要になるだろうなということはうっすら思っていました。結果、きれいにその3ブロックに分かれてマッピングされました。
- ちゃんと分析すれば、こういう風になっていくんだな、とファシリテータの重要性を痛感しました。
期待したことは達成できたのか?
期待以上でした。得られたことの二つめに書いた通り、ひと、技術、仕組みと分けることができて、何をしなければいけないのかを明確化できました。これは、おそらくSAPiDだからこそできた成果なんじゃないかなぁと思いました。
感想
SaPIDも、振り返りのツールとして使えるので、今回「振り返りのやり方」の問題構造図を描いて導いた解決策(?)
- やり方の布教
- ワークショップ実施
というところで、SaPID自身をつかっていけるといいなぁと思いました。
ただ、自分にとってロジカルシンキングはかなりな苦手さを誇る敵なので、そこはTOCfEをしっかり学んで、論理の飛躍をなくしたり、因果のつながりを意識できるようにしたいと思いました。
SaPIDへ想いを馳せること
すごく楽しくて、温泉も気持ちが良くて。
生きていれば誰でも課題や壁に当たる。
一人でクローズする問題なら、一人でこの構造図作成をチャレンジするのもいいかも。
ロジックを分解するところが難しい。ファシリテータの力は本当に必要だなと思った。
組織や家族、仲間の間で感じる課題も、自分から見た課題は、他人は課題と思ってなくて当たり前と思っていたり、関係者で話していくと面白い発見につながっていく。
深く話していくと、相手の価値観や軸がどこにあるかを理解できるし、理解することでもっと関係性が良くなっていく。
SaPIDは、この「理解する」プロセスを踏むツールの一つでもあるなぁと感じました。
部分最適で少しずつ解決していくやり方もあるけど、大局を見ないと本質をつかめなかったりする。
単一の中に学ぶものはない。価値観が唯一の世界に発展はない。
一人の視野じゃなく、みんなで。
All for one, One for All。
出会えたことに感謝。本当に素敵なメソッド。
読んでくださってありがとうございました!